大手ガソリンメーカーでのアプリモニタリング


11月 2, 2024



課題創出・設定(前提条件)
 
解決策創出
 
実行支援

課題創出・設定
(前提条件)

 
分析設計
 
分析
 
分析設計
 

 

課題をヒアリングして、それに対して解決策の掲示するのではなく、
実際に分析をして、本質的なクライアント様も気づいていない課題の創出

 
ヒアリングを元に
課題の確認を行う
クライアントのビジネスモデル・
収益モデル・売上構造の理解
 
課題に対して、分析設計を定める。
その際に分析のストーリーラインを考える。

  • 分析の範囲などの前提条件決め
  • その課題を解くための仮説立て
  • 仮説を検証するためのデータ集め(時として前提条件に組み込む)
  • 検証するための分析手法の洗い出し
  • 最終的な分析結果のアウトプット形式

 
マーケティング
プランニング
 

  • マーケティング
    プランニング
  • DX支援
  • サイト設計(サイトの役割の再定義)
  • プロモーション戦略・クリエイティブ設計

※ 分析を精緻するために必要なデータが足りない場合、
データ収集からの支援も可能。
難しければ現状あるデータでできる限りの分析対応を実施。
このようなデータがあればこういった分析も可能という解決策も掲示。

 
 

大手石油メーカーからリリースされたアプリ。
弊社とグループ会社での
僕たちは、そのアプリユーザー分析としてAWSのアプリ分析ツールであるAmprifyや顧客のデータ
これらのデータベース設計&構築から、最終的にはLookerでのモニタリングレポート、そしてSendGridを用いた各営業店舗に向けた毎月のレポート配信の開発までを担当。

RedShift上でデータを貯めつつも、Lookerで繋ぎ可視化。そしてLookerではスケジュール配信の機能があり、
モニタリングのレポートとしてpdf化したものをメール配信する。
自分の構築イメージとしてはこのようにイメージをしておりました。

 


 

しかし、クライアントと要求定義を進めていくと、営業店は約2,000店舗あり、そこに一斉にメール配信をしようとするとLookerのメモリが足りず処理が回らないのではという仮説を立てました。
さらに、ただでさえダッシュボードも60個ほど作成するのに、スケジュールも2,000個ということで、
Lookerの画面での操作のサクサク度は失われ、全く操作できない状況にもなり得るのではと想定しました。

そのため、Googleと協力をして、
Lookerから直でメール配信を実行させるとLookerのメモリを圧迫させてしまい、メモリを積むと価格が大変なことになるので、
配信処理は別のソリューションで行うことに決め、SendGridというメール配信に特化したソリューションを使用。

Lookerから直接SendGridにリクエストして配信をするのではなく、
LookerからまずAWS上のlambdaにスケジュール配信でのリクエストを送信し、lambdaからSendGridに改めて配信情報を送り、メールを送信という座組を構築。
理由としては中間サーバとなるLambdaにて一部データの加工処理などが必要になったためです。
なのでlambda内で加工処理をして、SendGridで配信という実装を構築。
そしてクライアント様の開発環境に応じて、

lambdaやLookerのLookMLのソースコード管理は全てクライアントが契約をしているGithubにて行い、
CI/CDツールはクライアントが持っているCircle CIを使っての構築。
Githubにコードをpushし、Circle CIを通じてAmazon ECRにDockerイメージを作成、そしてLambdaにデプロイという座組を構築。

なかなかハードな案件であったが、自分がLookerやエンジニアリング系のリーダーとしてメンバーをサポートしつつ、Looker APIの箇所については自分で構築。
ダッシュボード周りの構築についてはサポートしてはいり、メンバーが基本的に作業を行うようなチーム編成で対応。

あとは、Lookerにはスケジュール配信機能はあるが、どこに配信するかについては幾つかしかない。
そして今回はAWSのlambdaのエンドポイントにリクエストをするというカスタムで作る必要があった。
そこでLooker APIを用いてLooker内に新たな配信先を構築し、Lookerのスケジュール配信からそのエンドポイントにレポートのcsvデータを載せてリクエストするように処理を構築。

ー   大手ガソリンメーカーでのアプリモニタリング   ー